ホーム > ブログ > KIHACHI 青山本店のプロの技を目撃!美味しいフォカッチャができるまで
2019.3.14
子供の頃、学生の頃、社会人になりたての頃。歳を重ねるにつれて気になるお店も変わって、一緒にご飯を食べる人も変わって。「この歳になって新しく出会った食べ物」は人それぞれあるだろう。私にとってはフォカッチャが、最近新しく出会った食べ物だ。
「パンなんだから、家でも作れるんじゃないの?」と、軽い気持ちで検索をしてみると、フォカッチャのレシピがたくさん出てきた。思ったより簡単そうだったので、実際に作って食べたこともある。それくらいフォカッチャにハマっているけれど、やっぱり、もっと美味しいフォカッチャが食べたい!プロの技も見てみたい!
……そんな私の願望を叶えてくれたのが「KIHACHI 青山本店」。知り合いの紹介で、お店がフォカッチャを作っているところを、少しだけ見せてもらえることに。KIHACHI青山本店はもともとシェフたちスタッフが実際に調理しているところも見えるような内装になっているけれど、こんなに近くで見せてもらえるなんて、ワクワク。
ランチに合わせてフォカッチャを完成させるために、朝の10時から仕込みをしている。発酵に冬は1時間かかるから、これくらい早くから準備を開始しないとダメなのだそう。
青山本店のKIHACHI料理長が厳選した乾燥ローズマリーが味の決め手になっているんだとか。どんな風味になるのか、すごく楽しみ。
1枚1枚、手を抜くことなく丁寧に仕込んでいく。
大きなオーブンで20分間焼き上げられたフォカッチャの粗熱を取る。ひっくり返らないように、天板からゆっくり丁寧に外していく。
この1枚で8人分もあるそう。見えるところにあと5枚はあるから、48人分のフォカッチャが…。責任も重大。
食べやすいようにカットされるフォカッチャ。ナイフを入れるたびに、サクッとした音と香ばしい香りがたまらない。
いよいよ、フォカッチャの試食の時間!
カットしてもらっているときだけでなく、手でちぎるときもサクサク感がある。だけどふかふかしていて、家で作るのとは全然違う…。しっかり風味もあって、シンプルな味のオリーブオイルをつけただけなのに、ものすごく美味しく感じる。やっぱり、プロの技はすごい!
「お客さんに1番おいしい瞬間をあげたい」という気持ちから、毎日欠かさず焼き上げているKIHACHIのフォカッチャ。メインディッシュのちょっとしたお供といったイメージが強いフォカッチャまで、こんなにこだわってるなんて。今度はメインディッシュも一緒に楽しみたいな。