ホーム > ブログ > ちょっぴり大人。今日の気分に合わせた「インフュージョンドリンク」でお酒をもっと楽しく
2019.4.4
今日は2ヶ月ぶりに会う友達との「近況報告女子会」。仲良くなったきっかけは同じアーティストが好きで、一緒にライブに行く仲間だったからなのだが、最近はアーティスト側もすっかり人気になってしまって気軽にチケットが取れなくなってしまった。それでも気があう私たちは、ライブの有無に関係なく、こうして2ヶ月に1度くらいのペースで一緒に食事に行ったりショッピングに行ったりしている。
今回のお店は「KIHACHI 青山本店」。流行に敏感な彼女から「行ってみたいお店があるの」と誘われたのだ。静かで落ち着いた雰囲気のお店は、感じもよく私も気に入った。
ドリンクメニューを見ると、目に飛び込んできたのは「インフュージョン」の文字。どうやら「注入」「吹き込み」などの意味がある言葉で、ウォッカやラム酒などのアルコールにフルーツの香りを移した「インフュージョンスピリッツ」がカクテル界でも注目されているのだとか。新しいもの好きな彼女はもちろん「ね、これにしよ!」と嬉しそうにしている。
私は、普段お酒を飲むとき、ついついビールやジントニックのような決まったドリンクを頼みがち。せっかくおしゃれなお店にきたんだし、飲み物もちょっぴり冒険してみてもいいかも。
お酒の強い彼女が選んだのは、イチジクとアプリコットを漬け込んだウイスキー。私は、ラムにアップルを漬け込んだものにした。
ころんとしたおしゃれなグラスで運ばれてきたドリンクには、ゴロゴロと大きめにカットされたフルーツがたっぷり沈んでいる。「それじゃあ、乾杯!」どんな味がするのだろうと一口運べば、リンゴとラムの良い香りが広がった。果実の甘みがぎゅっと詰まっていて、体にスーッと染みる気がする。
「ねえねえ、そっちも一口ちょうだい!」そういう彼女と交換してウイスキーも一口いただく。ウイスキーはあまり得意ではないと思っていたけど、イチジクとアプリコットの甘みで独特の風味が緩和されているように感じる。これなら私でも飲めるかも。
店員さんが「ホットで飲んでも美味しいんですよ」と教えてくれて、確かにいいかもしれないと思った。話しながらゆっくりお酒を飲みたい時にはぴったりだ。
飲みながらゴロゴロと入っているフルーツをかじるのも、なんだかちょっと贅沢な気分。
「この間でたCD買った?」「買った買った、今回はライブ当たるといいよね」なんて話から、付き合ってる彼の話まで、定期的に会っていても彼女との話題は尽きない。話しながらちびちび飲むお酒も美味しい。
帰りには店員さんが「漬け込むフルーツは季節によっても変わりますから、また来てくださいね」と声をかけてくださった。今度は付き合ってる彼とも来てみようかな、あとで教えてあげようっと。